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小倉工務店のよもやま話~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

皆さんこんにちは!

株式会社小倉工務店です。

 

 

~チームで働くうえで大切な“引き継ぎ”~

 

造作工事では、一つの現場にさまざまな人が関わります。

現場監督。

大工。

電気工事。

設備工事。

内装仕上げ。

塗装。

多くの職種が同じ建物を完成させていきます。

また、造作工事の中でも複数の職人が分担して施工することがあります。

だからこそ欠かせないのが「引き継ぎ」です。✅

どこまで完成しているのか。

何が変更になったのか。

どの寸法で施工しているのか。

次に何をする必要があるのか。

情報が正確につながることで、安全で品質の高い現場になります。

★ まずは施工場所を明確にする

大きな現場では、

同じ形の部屋。

似た場所。

複数階。

施工場所を間違えやすいことがあります。

何階。

何号室。

どの壁。

どの造作。

図面と照らし合わせて確認します。✅

「あちらの部屋」

「昨日の続き」

だけでは、担当者が変わったときに分かりません。

誰が見ても同じ場所を特定できる伝え方が必要です。

☆ どこまで施工したのかを伝える

造作工事は、一日ですべて終わらない場合があります。

下地まで。

一部加工済み。

材料だけ準備。

固定前。

見た目だけでは進行状況が分かりにくいこともあります。

次の担当者へ、

ここまで完了。

こちらはまだ。

明確に伝えます。✅

作業の重複や抜けを防ぐために重要です。

★ 現場で測った寸法を共有する

造作工事では現場寸法が重要です。

図面上は800ミリ。

実際に測ると少し違う。

そんなことがあります。

現場で確認した正確な寸法は、次の担当者にも共有します。✅

担当が変わるたびに違う寸法で加工してしまえば、材料が納まらなくなります。

どの寸法を基準にしたのかまで伝えることが大切です。

☆ 加工済み材料の情報

現場では、先に材料を加工しておくことがあります。

この材料はこの場所用。

こちらは別の部屋用。

似た寸法が並んでいると分かりにくくなります。

材料へ分かりやすく表示する。

置き場所を決める。

必要な情報を共有します。✅

間違った材料を取り付けることを防ぎます。

★ 図面変更を確実に共有する

施工途中で、

棚の高さが変更。

壁位置が変更。

開口寸法が変更。

さまざまな変更が発生することがあります。

変更を聞いた一人だけが知っていても意味がありません。

古い図面で加工が進む可能性があります。⚠

変更箇所。

新しい寸法。

適用する場所。

関係するスタッフへ共有します。☎

☆ 下地の位置を伝える

造作工事では、完成後に見えなくなる下地が多くあります。

後から、

棚を固定する。

金物を付ける。

設備を設置する。

そのための下地を入れる場合があります。

どこに下地を入れたのか。

次工程へ正確に伝えます。✅

壁を仕上げたあとに分からなくならないようにすることが大切です。

★ 電気や設備との取り合い

造作部分の中に、

コンセント。

スイッチ。

配管。

設備。

入る場合があります。

位置が重なっていないか。

穴や開口が必要か。

他業種との打ち合わせ内容を共有します。✅

知らずに造作を閉じてしまえば、後からやり直しが必要になる可能性があります。

☆ 材料変更の情報

現場では、

材料が変更になった。

仕上げが変わった。

厚みが違う。

変更が出ることがあります。

見た目が似ている材料でも、用途が違う場合があります。

どの場所へ何を使うのか。

分かるようにしておきます。✅

材料違いは完成後の見た目にも大きく影響します。

★ 仕上げ面を傷つけないための情報

既に床が仕上がっている。

壁が塗装済み。

建具が入っている。

現場の進み具合によって注意点も変わります。

この場所は養生が必要。

この壁には材料を立て掛けない。

次に入る職人へ伝えます。✅

自分たちの造作だけではなく、他業種が仕上げた部分を守ることも大切です。

☆ 仮固定と完成を区別する

棚や下地を一時的に固定している場合があります。

見た目では取り付け済みに見えても、本固定されていないことがあります。

仮固定。

調整中。

完成済み。

状態を明確にします。⚠

次のスタッフが完成だと思って触れば危険な場合もあります。

★ 工具や機械の状態も引き継ぐ

造作工事では、

丸ノコ。

インパクト。

釘打機。

さまざまな工具を使用します。⚙

調子が悪い。

刃を交換する必要がある。

バッテリーの状態。

気づいたことは次のスタッフへ伝えます。

「使えば分かる」

ではなく、事前に共有することが安全につながります。✅

☆ 他業種との約束を共有する

「午後から電気工事が入る」

「この壁は先に完成させる」

現場監督や他業種と決めた内容があります。

打ち合わせに参加していないスタッフへも伝えます。

知らないまま施工すると、

工程がぶつかる。

作業が止まる。

可能性があります。

チーム全体が同じ予定を理解することが重要です。✅

★ ヒヤリとしたことを伝える

脚立が少し不安定だった。

材料が倒れそうになった。

床に工具があり、つまずきそうになった。

事故にならなかった場合でも大切な情報です。⚠

今回は大丈夫だった。

で終わらせず、

何が危なかったのか。

どう改善するのか。

共有します。✅

一人の経験をチーム全体の安全に変えます。

☆ ミスは早く報告する

寸法を間違えた。

材料を切りすぎた。

取付位置が違う可能性がある。

ミスへ気づいたら早めに伝えます。☎

何とか自分だけで直そうとして、さらに状況を悪くする場合もあります。

一度止める。

相談する。

正しい対応を決める。

早い報告が手戻りを最小限にします。✅

★ 写真も引き継ぎに役立つ

壁の中の下地。

配線。

設備。

仕上げ後には見えなくなる部分があります。

必要に応じて施工途中を写真で残しておくことで、後から確認しやすくなります。✅

言葉だけでは分かりにくい部分を、写真で補うことも有効です。

☆ ベテランの“納め方”を若手へ

造作工事では、現場経験が大きく生きます。

この壁なら先にこちらを決める。

この材料はこう加工する。

この隙間は最後に調整する。

ベテランは自然に判断しています。

しかし、

見て覚えろ。

だけでは技術は残りにくくなります。

なぜその順番なのか。

どこを確認しているのか。

言葉で伝えることが大切です。✅

★ 引き継ぎは“完成した空間をみんなでつくる”ためのもの

造作工事では、自分の工程だけを見ていては良い現場になりません。

昨日の施工から今日へ。

下地から仕上げへ。

造作から電気や設備へ。

さまざまな仕事がつながっています。⭐

良い引き継ぎとは、

自分はここまでやりました。

だけではありません。

何をしたのか。

なぜそうしたのか。

次に何が必要なのか。

次の担当者が理解した状態で仕事を受け取れるようにすることです。

これからも職人同士、そして他業種との情報共有を大切にしながら、チーム全体で品質の高い造作工事をつくっていきたいと思います。✨