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第26回造作工事雑学講座

皆さんこんにちは!

株式会社小倉工務店、更新担当の中西です。

 

~素材と納まり~

 

造作工事の魅力は、“素材と納まり”にあります。
木・金属・石・樹脂――それぞれの素材特性を理解し、
最適な組み合わせと仕上げ方を選ぶ。

まさに職人の感性と科学が融合する領域です


1. 木材の個性を読む

造作で最も多く使われるのは、やはり「木」。
木は一本一本、表情も強度も違います。

  • スギ:柔らかく加工しやすい。温かみのある内装に最適。

  • ヒノキ:香りが良く耐久性に優れる。和風建築の定番。

  • ナラ・ウォールナット:重厚で高級感あり。家具造作に人気。

季節や湿度によっても木の動きは変化するため、
「動きを読んで納める」のが熟練職人の腕の見せ所です✨


2. 納まりで変わる印象

造作の“納まり”は、空間の印象を決定づけます。

例えば

納まり 印象
出隅に見切りをつける シャープでモダン
面取りで柔らかく仕上げる 優しく温かい雰囲気
枠を隠してフラット化 ミニマルで洗練された印象

わずか3mmの面の違いが、空間の表情を変えるのです。


3. 接着・固定の技

造作では、釘・ビスだけでなく、接着剤・ピンネイル・金物固定など様々な手法を使い分けます。
特に目に見える部分では、**“留め跡を残さない技術”**が求められます。

現場では、「どの角度から見ても美しい」を意識し、
“見せる部分”と“隠す部分”を設計的に分けています。


️4. 気候と材料の相性

11月は乾燥が進む季節。
木材の収縮・反りが起こりやすく、施工後の隙間が出るリスクも。

そのため、

  • 含水率を計測して使用

  • 室内温度を一定に保つ

  • ボンド硬化時間を調整

といった“気候対応施工”が大切になります️


5. 職人と設計の対話

図面には描けない「感覚の世界」。
それを伝え合うのが、設計者と職人の対話です。

「このライン、もう少し柔らかく見せたい。」
「じゃあ5mm落として、影を浅くしましょうか。」

そんな会話の積み重ねが、上質な空間を生みます。


6. まとめ

素材の声を聴き、納まりで表現する。
それが造作工事の“美学”です。

木の温もり、光の陰影、職人の感性。
この三つが交わるとき、ただの“内装”が“作品”へと変わります✨

 


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