-
最近の投稿
アーカイブ
カテゴリー
投稿日カレンダー
皆さんこんにちは!
株式会社小倉工務店、更新担当の中西です。
~“現場力”が職人を鍛えた~
戦後の日本は住宅不足に直面し、とにかく「早く、たくさん、一定品質で」住まいを供給する必要がありました。ここで建築は大量供給体制へ入り、造作工事もまた標準化・工業化の流れに巻き込まれます。
しかし、造作は工業化しきれない領域でもあります。なぜなら“納まり”は現場で変わるから。標準化と現場力がせめぎ合う中で、造作工事業は強くなっていきました。
団地や分譲住宅が増える時代、造作工事は同じ間取りを大量に仕上げる仕事になります。
枠材の取り付け
巾木・廻り縁
収納内部の棚
造り付けのカウンター
これらを短期間で、ミスなく、均一に仕上げる。
ここで造作職人には、手仕事の美しさだけでなく“段取り力”が求められるようになります。材料の搬入、加工、現場での取り付け、次工程との調整。造作工事は、工程を回す仕事にもなったのです。️
プレカットや規格建材の普及で、現場加工は減り、寸法精度は上がりました。これは造作工事にとって追い風です。
しかし同時に、
現場ごとの微妙な歪み
壁の不陸
梁や柱の出入り
といった“現場の癖”は残ります。
造作工事は、規格材を使いながらも、現場で「合わせる」技術が必要。ここに職人の価値が凝縮されます。✨
高度成長で商業施設や飲食店が増えると、造作工事は住宅だけでなく店舗へ広がります。店舗造作は、単に便利に作るだけではなく、
ブランドの世界観
動線設計
視線の誘導
商品が映える棚・什器
といった演出が重要です。
ここで造作工事は「内装デザイン」と結びつき、空間演出の職能を強めます。造作職人は“デザインを形にする翻訳者”になっていきました。✨
現場では、造作が終わると壁紙、塗装、設備、建具調整などが続きます。造作の精度が悪いと、最後の仕上げが全部崩れます。
巾木が波打つ
建具が干渉する
収納扉が揃わない
カウンターの水平が出ない
こうした問題は、住む人が毎日目にする“ストレス”になります。
だから造作工事は、建築の品質を決める最終防波堤。高度成長期の現場で鍛えられた職人たちは、スピードと精度の両立を追求し、造作工事業の基盤を強固にしていきました。️
工業化が進んでも、造作工事は現場で合わせる必要がある。だからこそ、造作工事業は「現場で解決する力」を磨き続けました。
株式会社小倉工務店では、一緒に働いてくださる仲間を募集中です!
私たちが採用において最も大切にしているのは、「人柄」です。
ぜひ求人情報ページをご覧ください。皆さまのご応募を心よりお待ちしております!
![]()